2011年度・大学院「リーダーシップ論」講義アンケート(全回収分/無記名式)
       
@授業の評価 A @でそのように回答した理由 B特に印象が残った点 C講義に対する感想,意見,
改善すべき点など
5 論文の読み方,リーダーシップ論の歴史,内容を広く学ぶことができました. 事例研究の発表後の先生から鋭い質問や指摘を頂いた点. ・授業の中で先生が発言される言葉の中に,パワーポイントの内容をよりわかりやすく,例示してくれたのは,とてもわかりやすくて良かったです.
・本日の授業は最後でしたが,今後の論文作成に必ず参考にさせて頂こうと思いました.
5 暗記するのではなく,理解して使えるようにするのが楽しかったです.
一般的に「教科書」として使われている本に書かれている内容が全て正しいわけではないことを説明づけて解説して頂いたことを自分なりに理解していったことが楽しかったです.
・理論とは・・・だけでなく,何がその理論に該当するのかをみつける過程
・メカニズムについて考えるようになってきた
ありがとうございました.
5 ・論文の書き方を学ぶことができたこと.
・リーダーシップ論の時代別の理論
・「疑問視」する習慣がついた.
・「リーダーシップ研究」が1950年代からスタートし,10年毎に変化し,今も進化している点.
・世の中には,間違った研究が多くある事実.
・最終課題をもう少し早い時点で提示していただきたい.
・岡山大での最終受講で良い勉強をさせていただきました.
4 ・これまで受けた学部の講義と異なり,受講生の質問が講義の質を左右すると感じた.
・事例研究において,もっと活発に発言が出ると予想していたが,思ったほど出なくて,先生が終始しゃべっていることが多かったため.
・毎回の学生に対するあおり(個人的には,多少効果があったと感じる).
・レビュー数が多いので,スライド1枚あたりの情報密度がすごく濃いと感じた.
・事例研究を行う際,統計分析を行ったデータの見方.
・せめて,「p値が小さいと有意」程度の理解がなければ,討議の発言数は増えてこないと思う.
5 リーダーシップ論の初期研究から現在までの大きな流れが理解できた.
英語の論文を読むという時間のかかる作業もあったが,英文和訳の中で1つの言葉の意味(訳)を考えることも良い勉強になることがわかった.
単なるテキストではなく,論文そのものを読むべき動機づけとなった.
論文の結果について,ただ関心するだけでなく,常に疑問と問題意識を持って取り組まなければ,講義を受ける価値が薄まることを認識した.
常に講義の最後に何か内容のある質問ができるように意識したい.
最新のリーダーシップ論の少し詳しい内容や,今後の研究の進む方向について,もう少し詳しく聞きたいと思いました.
4 解りやすく,かつ聞き易かった 英文の読みにくさと,統計知識の大切さ.
ただ努力不足でした.
論文の探し方,製作方法を知れて良かったのですが,実践は大変そうです.
5 教科書ベース以外のリーダーシップ論を学べたこと.
英文のレポートを読むことができたこと.
論文を読むには,英語の学力に加え,統計学の最低限の知識が必要であることを知ったこと. MBAのイメージに沿った講義であった.
4 ・事例研究を3つあたり,論文の対するアレルギーはかなり解消されたと思います.
・英語に対しても,自主的に論文を読んでみようという気になりました.
講義1回,1回が,とても印象に残るもので,メリハリがあったと思います. 次年以降も,このような講義を展開してもらいたいと思います.
3 ・自分がどのようにして,研究らしい研究をすべきかが今ちょっとわかりましたが,具体的方法はまだわかっていません.
・英語と統計学の知識不足を痛感しました.そして,日本語のレベルも低くて,講義での討議ができませんでした.
・自分の脳で考えること,プロの言ったことでも,100パーセント信じるわけがない
・今までやっていることをもう一度考え直すことが必要である.
リーダーシップを受ける前に,統計学を受けていない人が多いので,事例研究を分析する前に,一回,二回の講義で,事例研究だけに必要な統計学の知識を考えていただければ,よいと思います.
5 リサーチマインドを養うという前提で講義を頂けた唯一の授業であり,論文を書くという事,研究の意義を素人ながら勉強させて頂けました.
タイトなスケジュールでしたが,勉強に向き合う姿勢や今後の研究において,非常に有意義な授業でした.
・リーダーシップに対しては否定的な見解から講義を行うという点の斬新さ
・講義そのものは丁寧な解説で,理論の1つ1つを素人にも伝わる程わかりやすくレクチャー頂け,大変満足しました.
大変良い授業をありがとうございました.
5 前期で一番大変な授業でしたが,リーダーシップ論以外にも,プレゼン方法や,論文の書き方など,多くの学びがあったため. 英語論文の読解.(読み方) 先生のご講演が近場(兵庫県)であれば,是非,足を運びたいと思います.ありがとうございました.
平均4.5 ※評価軸は,1(不満足),2(やや不満足),3(どちらでもない),4(やや満足),5(満足)
 
講師からのコメント ■必修授業で,講師としても「研究の素人に,リサーチマインドを植え付ける」という相当のエネルギーを要する仕事ですが,後半には次第に講義の趣旨をご理解いただけてきたようで,まずはやって良かったと思います.
■今年は一部テストを導入した関係で,去年の講義1コマ分(統計量の解説)を省きました.あった方がいいのは分かっていますが,講義スケジュールとしてはこれが限界ですし,去年講義した感覚をふまえると,統計学の知識は1回の講義で伝えられるような内容ではないので,基本的には個別に勉強いただくしかないのだと思います.大学院生となる以上,入学前に統計学の基礎的な知識は準備しておくことをお勧めします.
■「MBAのイメージに沿った講義」という感想があったことには安心しました.「次年以降も,このような講義を展開してもらいたいと思います」との意見に勇気をもらい,来年も無理を承知で(笑)頑張りたいと思います.