2013年度・大学院「リーダーシップ論」講義アンケート(全回収分/無記名式)
       
@授業の評価 A @でそのように回答した理由 B特に印象が残った点 C講義に対する感想,意見,
改善すべき点など
5 本当に,英語で苦労した点.
一番,今期で本気で取り組み,印象に残る講義であった為.
リーダーシップという研究は,まだ結論が出ていない,ということが,本当におもしろいと思った.
講義を受けていくうちに,確かにそうだと納得した為.
土曜日に講義が開講されていることもあり,毎週,先生にお会いすることができないのが残念でした.
5 シラバス記載と同様の形で興味あるものであった. ケーススタディーの解説およびそれに関する理論.
最終回の論文の書き方も,今後の論文作成に役立った.
理論が論文が全て合っているわけではないという理解や考え方が分かった.ありがとうございました.
5 自分の考え方を新たにする機会をいただけたのが,うれしかったです. リーダーシップ論を否定的にとらえて,一般化されないことを訴えられていたところ. 楽しく,とても興味深く受講できました.テキストを否定されることが新鮮でした.
5 期待値を上回る独創的な授業であったから. 一般社会人にとってはハードな英語の事例研究 若干,つめ込みすぎて消化不良でした.
4 リーダーシップの現状について,実態が良く理解できた. 社会科学の論文の作成方法について,実際に知ることができた点は,印象に残った. 論文の解釈について,良く理解できたと思う.
5 大学院に来た目的である「事の本質を見極める力を身につけること」と「全力を出すこと」の両方を経験することが出来たからです. 最初の回の圧倒的な圧力は,印象に残りました. 統計と論文の書き方も含め,非常に内容の濃い講義でした.事例研究の発表も経験できて良かったです(体調は崩しましたが...).
大学院らしい講義だったかと思います.
4 考え方,プロセスの部分は,本で学べないから. 考え方 大変だけど勉強になりました.
有り難うございました.
5 リーダーシップ論自体よりも,先生の考え方が極めて興味深く,また重要である様に思いました.    
5 課題は大変でしたが,その分自らの成長に役立てることができたと感じているからです. 論文の読むべき点を教えて頂いたことで,事例研究のケースを読む時間が大きく削減された点です. 先生の方針は,学生に学ぶ力をつけさせる素晴らしいものであると信じています.是非,今のスタイルと貫いてください.ありがとうございました.
4 自分には難しかったが,論文を読んでレポートを作成して発表しあうという授業企画は,犬塚先生の思いが授業に反映されている. 授業中のホンネの談. ありがとうございました.
5 そもそも論文を疑うという意識が無く.全て「うのみ」にしてしまう所であった.その様な視点を学べる授業は稀少価値があった. 一般的な有名な理論の否定. そのままでよいと思います.
5 リーダーシップ論について体系的に学べた.
そのこと以上に,論文の書き方を,課題をすることを通して理解できたことは,得がたい体験となった.
  昨年受講し,2回目でしたが,受講生によって授業スタイルを変更されたのか,受講生が優秀で先生のレベルに近づけていたのか,とにかく大変良かったです(言葉足らずですが,ありがとうございました).
平均4.8 ※評価軸は,1(不満足),2(やや不満足),3(どちらでもない),4(やや満足),5(満足)
 
講師からのコメント ■率直に言って,今年は4年に一度の”当たり年”だったと思います.受講生の「学び取ろう」という意欲が例年よりも高く,昨年よりもハードな課題を課したにも関わらず,授業はスムースに展開できました.事例研究のディスカッションも,かなり高いレベルでできたと思います.
■今や大学院のレベルは全国的に低下しており,理論的思考力を鍛える(鍛えられる)教員も少数派になっています.特に,講義名が「リーダーシップ論」ともなれば,部風伝を語り合ったり,答えのないディスカッションをして終らわせてしまう教員も少なくないはずです.「大学院の授業は,学部と同じであってはならない」という私のスタンスも,時に限界にぶつかり,批判されもしてきましたが,今年はお蔭様で,大学院教育の「初心」に戻ることができました.有終の美?かどうかはわかりませんが,最後にこのような学生と出会えてうれしく思いました.