2019年度・大学院「経営組織A」講義アンケート(全回収分/無記名式)
       
@授業の評価 A @でそのように回答した理由 B特に印象が残った点 C講義に対する感想,意見,
改善すべき点など
5 当初は,英語論文を6つ(しかも古いものから新しいものまで)読むことでハードルを感じましたが,一つ一つ個性(クセ?)のあるもので,全てに参加でき,解説を聞けて学びを多く得られました. ジャーナルとして世に出ているもの(モデル,説)には,意外と根拠のうすいものがあり,一方でそれらが世に広く受け入れられている,という事実を輪読や講義を通して,実感することができた. 講義は,教科書で表面的にとりあげられている通説のようなものではなく,その裏・背後にあるライターの生々しいレポートや実証結果に触れながら知識を増やすことが出来,充実した時間でした(逆に,教科書だけで学ぶ”あやうさ”を感じました.
4 6本の論文があったので生徒も6人いたらちょうど良かったと思った.
生徒が3人だと重要な着目点に気づけず議論だけが前に進んでしまう可能性もあるため,もう少し積極的な正との出席があったらと思った.
論文の誤字があったり,測定方法が違うのも当たり前というのは衝撃だった.
また,少し不出来な論文を読むと,何となく四苦八苦しながら当時論文を書いたであろう筆者への愛着のようなものが湧いて,テキストを読むより人間味のある態度で取り組もうという気分になった.
統計は低学年の頃は興味がなかったため勉強しなかったが,こうやって論文を読みながら分からない統計を調べていくと,興味が湧いて良かった.
5 論文を読むだけではなくて,leadershipについての基本理論とこの領域の研究をまず紹介していただいた.論文を読むときはけっこうわかりやすいです. 最初の回で,社会科学に対して全体的なイメージを説明する.さらに,統計学についての知識もいろいろ説明されました.他の授業であまり聞いたことがない話がたくさんある. 特になし.
平均4.7 ※評価軸は,1(不満足),2(やや不満足),3(どちらでもない),4(やや満足),5(満足)
       
講師からのコメント ■近年,英語論文に取り組もうという大学院生が減っているのか,ついに受講人数が3人にまで落ち込んでしまいました.ディスカッションを活性化するには,最低でも6人は欲しいですね.
■Empirical Studyは欲張って6本やりました.ここは本講義の肝であり,省略してはいけない箇所だと思っています.