2010年度「経営組織論」講義アンケート(全回収分)
       
@授業の評価 A @でそのように回答した理由 B特に印象が残った点 C講義に対する感想,意見,
改善すべき点など
5 一言,面白い.
実に筋の通っている(いそうな)話は飽きなかった.現役研究者が,自分の研究を交えながら解説する講義は他にないユニークなところ
いくつかの研究分野の歴史や現状の説明は印象深かった. 内容が豊富なので,集中講義より週1回の講義の方が理解度が深まって良いと思う.
5 幅広い論文を紹介して頂き,関心をいろいろともつことができた.
1年目に講義を受けていれば,研究論文作成も大きく変わったのを残念に思う.今回の修論はプアなデータをもとに社内の複数組織間の橋渡しの支援業務に関してであったが,今回の講義を聞いていれば,もっと違った展開になったかもしれない.これを機に少し勉強してみたい.
・マズローの5段階の真実
・ホーソン工場の実験は電灯の中しか知らなかったが,10数年にわたっていろいろやっていることを初めて知った.
→原典を調べてみることの重要性を知った.孫引きでは真実(著者の言いたいこと)は読めない.転載者の意図が入ってしまう.
今回が最後の講義というのは,JAISTとして非常におしい気がする.
講義中もおっしゃていましたが,論文の読み方の講義,統計学の講義が必要と思いました.(基礎を学ぶ科目も必要)
論文では十分貢献できませんでした.非常に興味を覚える講義をありがとうございました.
5 実証論文を例に,組織論の流れ,歴史等をとても分かり易く学べました.特に,フォードの例は勉強になりました.
加えて先生が感じておられる意見を正直に述べていただき,自分も研究に対して考えさせられるいい経験ができました.
インセンティブはお金であるという考えが私の中にあったのですが,お金は個人のモチベーションをすべて満たせるわけではないということを実際の例からわかったことは大きかった.
組織は,様々な人がいて一つのものに体系化することは難しい,ということは確かにそうだと感じました.その中で個々の力(マネージャー)に依存するところは大きいという意見にも賛成です.
自分がいかに研究に対して甘いかを認識できました.
情報量が多かったので,自分の中で理解して,取り入れることが難しかったです.
4 自分が知識不足でついて行けない部分があるためです. データで語ることに徹底している姿勢. 第一線の研究者による教育,講義なので,説得力があるものであった.
5 様々な理論,概念については,多彩な実証例を示してくれた.
むつかしい概念を身近な例,わかりやすい言葉で説明してくれた.
・知識の共有と移転についての講義,了解を促す手続きについて
・外国文献を読む必要性,文献をクリティークしていく必要性.
・パワーポイントの図表がやや小さく見にくい時があった.
・受講生の質問や意見に丁寧に誠実に応えてくれた.
5 ・リアルな現場で行われている事と比較して,納得できる事が多い.
・非常に数多くの文献を参照して,事例説明されているので,説得力がある.
・論文の読み方が身につくという点でも非常に実用的.
情報の粘着性,知識が移転し難い事の説明として非常にインパクトがあった. 私的には,非常に満足です.
3回も聴講させて頂いてありがとうございました.
平均4.8 ※評価軸は,1(不満足),2(やや不満足),3(どちらでもない),4(やや満足),5(満足)